超高難度の切削加工を
高速実現

プリロードサポートは、超薄肉素材、大型鋳物など特殊材料の切削加工向けのデバイスです。
薄肉ワークの切削には、ジェットエンジンのブレード加工など、単体ではあまり剛性をもたず、かつ高い加工精度を要求する部品があります。これまでの熟練技術者の勘と経験でしかし得なかった精密切削加工を簡単操作で、しかも高速で実現するソリューションです。

Patent JAPAN/US

プリロードサポートは、単に難易度切削を実現するだけではなく、生産現場の様々な課題に対し効果を発揮します。

生産現場の課題例

勘と経験に頼ってきたが、熟練者の高齢化や人材不足により生産性の確保が困難。
急速に進む部品の軽量化や複合化により、従来のままの加工法には限界。
生産効率を高めたいが、品質を保ったまま生産量を上げることは無理。

プリロードサポートの導入効果

クランプサポートを自動化。人に頼らずに複雑な形も高効率生産

薄肉の複雑形状ワークには、より正確なクランプが不可欠。従来、このような製品には「手動によるセットアップ」で多くの時間を消費。この部分を自動化、繰返し作業での「精度バラツキ」は熟練の技に匹敵し、作業をスピード化。

予圧サポート機構が、デリケートな超薄肉ワークにも対応

単体では剛性のない薄肉ワークの加工では、まず戻り側を強力にブロック。しかも適切な油圧エネルギーでの予圧をかけ、クランプ変位置を精密にコントロール。ワーク形状をコントロールしながら生産性の向上を実現しました。

一体化されたユニットによる高度な切削加工

精密クランプを油圧シーケンスで自動セットアップ化。