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Baby Kangaroo System®の国内特許を取得
株式会社オーケイエス(東京都足立区 社長 大神田佐敏)は、加工治具・取付具を手動で高速かつ高精度に交換するしくみ、ベビーカンガルーシステムの国内特許を取得しました。
発明の名称:工作機械装置
日本国特許 特許第5155854号
ベビーカンガルーシステム概要
ベビーカンガルーシステムは、加工治具の手動スライド移動と高精度位置決め固定機能により段取り交換と 調整時間を大幅に短縮する治具クイックチェンジシステムです。品種ごとに対応した交換治具(Baby plate) を用意しておくことで1台の機械でも短時間で多品種対応が可能となり、新設はもとより既存の生産設備を活用しながら「変種変量」「小ロット生産」に対応することが可能になります。
ベビープレートのクランプには2面拘束方式を採用することで繰り返し位置決め精度は3μmを実現。また、皿バネ式クランプを採用することで、油漏れや温度変化によるクランプ圧変動もなく、安定したロック状態が長時間維持される安心のシステムです。ローラー及びリフト機構を採用した「スライド・スロットイン方式」により、手動による治具スライドチェンジが簡単にできます。
ベビーカンガルーシステム 特徴
1.繰返し位置決め精度3μm 2面拘束クランプ機構で高精度繰り返し位置決め
2.スライド&スロットイン 手動でスライド。簡単に治具段取交換
3.高精度手動APC機能
4.マザーベース方式の採用により、異なる工作機械間でも治具プレート(babyプレート)の共用化が可能となり工作機械を選ばない治具交換が可能